糖尿病のタイプと検査について
糖尿病は血液検査によって3タイプに分けられます。これらは、原因が違うので、治療法も異なります。
「1型糖尿病」について
「1型糖尿病」は、インスリンを作るすい臓のベータ細胞を、体を守る免疫系が誤って「異物」と判断して破壊することで、『急激にインスリン分泌がなくなるタイプ』の糖尿病です。そのため、1型は生存のために、最初からインスリンが必要となります。
「2型糖尿病」について
「2型糖尿病」は、遺伝・加齢・生活習慣などが要因で発症し、『少しずつインスリン分泌能力が低下するタイプ』の症状が特徴です。日本人の糖尿病患者の90〜95%はこのタイプと言われています。突然発症するのではなく、ほとんどが高血糖の症状が目立つようになってから「血液や尿検査で発見される」ことが多いタイプでもあります。
「妊娠糖尿病」について
「妊娠糖尿病」は、妊娠中に現れる高血糖です。妊娠中の高血糖は、母体・退治とも危険な状態と言えます。そのため、厳格なコントロールと薬の選択が限られるので、糖尿病の中でも特別な注意が求められます。妊娠糖尿病は出産すると症状は治まりますが、その後「2型糖尿病」になるケースも多く見受けられるようです。
糖尿病の検査とは?
糖尿病と診断するためには「早朝空腹時血糖値(126mg/dl以上)」「75g経口ブドウ糖負荷試験2時間値 (200mg/dl以上)」「随時血糖値 (200mg/dl以上)」の3項目の検査があり、いずれかに血糖値が確認された場合は、「糖尿病型」と判定されます。そして別の日にもう一度行った検査で、やはり「糖尿病型」が再確認できれば、『糖尿病』と診断されます。しかし、「口の渇きや体重減少」といった高血糖の典型的な症状があれば、1回の検査の「糖尿病型」判定でも『糖尿病』と診断されます。